恋が回り始めた

赤色の彼に軽率に落ちたばんぎゃる

ジャニオタがバンギャルになった理由


とりあえず今までの経歴をサクッと。
ジャニオタ(1期)→バンギャル→現在(バンギャル/ジャニオタ2期)

ここまで約10年。いわゆる永遠の新規、ごく出赤西担。ごくせんの勢いそのままにデビューしたのに半年で留学に行っちゃった赤西くんを当時小学校高学年だった私は待てなかった。ちょうどタイミングよくエイトにハマリ出していたところだった。きっかけは新曲の宣伝で夕方の情報番組に出ていたこと(それ以前にもドル誌でチェックする存在ではいた)。テレビを見た10分後には地元のCD屋に∞SAKAおばちゃんROCKを買いに行き、母親と夏の松竹座【Another's ANOTHER】を観に行った。ミーハーな私は一番テレビに出ている錦戸くんが好きだった。なんとなくズルズルと迎えたエイトの初ドーム公演、天井席だったのに驚くほど楽しかった。生エイトレンジャーも衝撃的だった。私は関ジャニ∞が好き、錦戸くんが好き、と改めて思った。

でも、錦戸担だった時期は半年だけ。錦戸団扇を持って入った47ツアー大阪公演、帰りの電車では渋谷すばるの団扇を興奮しながら振っていた。今でも何故そうなったのかわからないけど。(笑)如何せんもう8年前のことだから記憶が定かではないけど、中一の私は渋谷すばるに落ちた、らしい。そこからは渋谷すばるを崇拝する毎日だった。週刊誌の件は夜のコンビニで泣き喚いたし、ポスターを見つめてステージ写真を眺めて涙を流すことも少なくなかった。中学三年間、私の生活は渋谷すばる一色だった。

そんな私がバンギャルになったのもすばるくんがきっかけだった。初めは友だちがカラオケで歌ったこと。それからなんとなく動画サイトを漁っていると、関連動画に出てきたのはレコメン。ビジュアル系のPVを見ていたはずなのに。その回のレコメンはすばるくんの誕生日前後だかで、サプライズ電話を掛けていた。人見知りのすばるくんが一緒に飲んでいたのはビジュアル系の人だった。あのすばるくんが、ビジュアル系の人と楽しそうに話している。むしろ会話をリードしている。自分のメンバーのラジオだから当たり前っちゃ当たり前だけど。それからは一気に"ナイトメアのルカ"の存在が大きくなった。チケットの倍率が上がってコンサートに行けない苛立ちが募っていた私がバンギャルになるまで時間はかからなかった。高校入学と同時に私は渋谷すばるを降りた。